発達につまずきがある子どもの療育とは2
-社会性の発達とその課題

石崎朝世 監修、湯汲英史 責任編集

社会性の発達段階ごとに、生活、運動、コミュニケーションの
課題と取り組み方を解説。


仕様 A5 112ページ
定価 :583円(10%税込)
発行 発達協会



目次
はじめに
第1章 社会性とその発達――各段階の特徴とは
  1.社会性とは
  2.社会性の発達
第2章:各時期の具体的な課題
  1.快―――不快の時期
   (1)生活の基本的なことがら
    <コラム>睡眠障害
   (2)排せつ自立
   (3)発達障害のある子どもたちの排せつの問題
    <コラム>おねしょ(夜尿症)について
   (4)食事
   (5)生活の中での課題1.手をつないで歩く2.ゴミ捨て
   (6)運動の課題・マッサージ・引き起こし
   (7)大切にしたいことば「そっと」
  2.「自分の――人の」の時期
   (1)「自分の(物)」を意識させるには
   (2)家族の中でも「自分の物と人の物」を区別する
   (3)「自分で(やる)」という気持ちを育てる
   (4)身の回りのことを「自分で」できるように
   (5)生活の中での課題 1.待つ 2.取ってくる
   (6)運動の課題 1.手押し車 2.立ち座り
   (7)大切にしたいことば 1.「残念、仕方がない」
   (8)大切にしたいことば 2.役割や仕事を示す「の」
  3.自分の「いい―だめ」の時期
   (1)言い聞かせるよりも行動をとめること
   (2)社会的参照行動を促す
   (3)「イヤ」が通る時、通らない時
   (4)なぜだめなのか
   (5)生活の中での課題 1.一緒に合わせて歩く 2.台ふき
   (6)運動の課題 1.片ひざ立ち
   (7)大切にしたいことば「~したら、○○ね」
  4.「好き――嫌い」の時期
   (1)好きを育てる
   (2)好きな物を片っ端から欲しがる子
   (3)決定権の誤解0
   (4)生活の中での課題 1.交通機関のマナー 2.配膳
   (5)運動の課題 1.ライオン 2.ボール投受
   (6)大切にしたいことば「お兄さん(お姉さん)だね」
  5.「勝ち――負け」の時期
   (1)「上手になりたい」気持ちを育てる
   (2)縄跳びに取り組む
   (3)生活の中での課題 1.信号を渡る 2.洗濯物たたみ
   (4)運動の課題 1.お皿運びゲーム 2.ガリバー
   (5)大切にしたいことば「大きくなったね」「上手になったね」
  6.「善――悪」の時期
   (1)生活の中での課題 1.時間を意識させる 2.買い物
   (2)運動の課題 1.連続ライオン 2.分割高ばい
   (3)大切にしたいことば1.「さまざまなルール」その意味を具体的に伝える
   (4)大切にしたいことば2.「ごめんなさい」
  7.「面白い――つまらない」の時期
   (1)生活の中での課題 1.お金を扱う 2.料理
   (2)運動の課題 1.もたれ立ち 2.関所いす取りゲーム
   (3)大切にしたいことば 1.「ありがとう」
   (4)大切にしたいことば 2.「恥ずかしい」



監修者プロフィール
石崎 朝世(いしざき あさよ)
(社)発達協会 王子クリニック院長 
東京医科歯科大学医学部卒業、東京女子医科大学小児科入局、東京都立府中療育センター
を経て現在に至る。
医学博士・日本小児科学会専門医、日本小児神経学会専門医。

編集者プロフィール
湯汲 英史(ゆくみ えいし)
早稲田大学第一文学部心理学専攻卒
(社)発達協会王子クリニック リハビリテーション室、同協会事務理事
早稲田大学 教育・総合科学学術院 客員教授
言語聴覚士・精神保健福祉士・社会福祉士
練馬区保育園および学童保育巡回相談員





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